「赤ちゃん(新生児)のためにメルシーポットを購入したけど、いまいちうまく使えない」、なんてことありますよね。メルシーポットの使い方自体は簡単ですが、ちょっとコツが必要な場合もあります。

以前、使い方についてはこちらの記事に詳しく書きました。
メルシーポットの使い方は角度がコツ!

若干重複する部分はあるかもしれませんが、今回は赤ちゃん向けのコツということで、改めて、まとめてみたいといきます。

以前の記事では基本的なところから、コツについてまでお話していますので、もしまだ以前の記事をご覧になっていない方は、そちらにも目を通していただくと、より良く分かると思います。

また、新生児にピッタリのノズルの情報についてもお話していますので、ぜひチェックしてみてください。

メルシーポットの赤ちゃんの使い方のコツ

基本的な使い方につきましては、以前の記事を参照しただくとして、コツについてお話していきましょう。

小鼻の横を引っ張る

これは結構重要なポイントです。まず、ノズルを挿入する前に、小鼻の横のあたり、頬のあたりを軽く引っ張ることです。これで鼻の穴を広げるようにするんですね。

さらに吸っているときにも、鼻の横を外側または下側に向けて撫でるような感じでマッサージすると、吸いやすいと感じます。

※注意
押さえるときに、吸っているのと反対側の鼻の穴を塞ぐと、耳に負担がかかるらしいです。鼻の穴は塞がないようにご注意ください!

蒸しタオルや母乳点鼻を活用する

吸引のタイミングも重要です。やはり鼻の中が乾いていると、鼻水も固まって吸いにくいです。なので、鼻の中が湿っているときの吸引がおすすめです。その意味で、入浴後が適しています。

メルシーポットはいつ使う?赤ちゃんの鼻水吸引は寝てる時でもできる?

ただし、入浴後以外でも吸いやすくするためには、蒸しタオルや母乳点鼻を利用してみてください。

蒸しタオルを鼻の下において、温かい蒸気を吸わせれば、鼻の中が湿ってきます。蒸しタオルは、電子レンジで簡単に作ることができますが、くれぐれもヤケドにはご注意くださいね。

母乳点鼻は、母乳による「鼻うがい」みたいなイメージです。具体的には、清潔なスポイトで母乳を取って、赤ちゃんの鼻に2~3滴たらします。普通、鼻に水が入ったりすると、痛いものですが、母乳は体液なので痛くないのだとか。

この母乳点鼻はかなり有効だと感じます。さらに鼻の横のマッサージと併用するとかなり吸いやすくなると思いますよ。

子供の姿勢(体制)を固定

子供によっては、かなり嫌がってギャン泣きするかもしれませんが、新生児の場合は、まだ力が弱いですので、仰向けの体制で固定すると吸いやすいです。心を鬼にして羽交い絞めだ笑

一歳以上になると力も強くなってきて、押さえるのも難しくなりますので、今のうちに慣れておいた方が、後々ラクになるでしょう。ちなみに、三歳くらいになったら、たんだん膝の上で吸引できるようになってきます。

ノズルを前後に移動させてみる

なかなか吸えないときには、ノズルを少し奥まで挿入しがちです。それで、吸える時もあるのですが、逆にちょっと手前に引いて、鼻の穴の入口にピタッとくっつけると、急に吸い込める場合もあります。

うまくいかないときは、ノズルの位置を調節してみるのも手です。あまり奥まで差し込みすぎないようにご注意ください。

ベビちゃんクリップを活用

ベビちゃんクリップの活用も大切です。うまく使うことができれば、奥の方に詰まった鼻水もスッキリと取ることができます。

やり方としては、ベビちゃんクリップを握ったままで、鼻の穴にノズルを挿入していきます。そして、挿入したら、クリップを離します。うまくいけば、ズルズルっと音がして吸引できます。

そのままクリップを掴んで話してを繰り返していきましょう。

自分でも試してみる

子供にうまく使えないという場合は、自分に対して一度試してみるのも有効です。鼻水スポットの場所や、ノズルの挿入角度をイメージできるようになるので、まだ自分に使ったことがない場合は是非一度お試しください。

使ってみたら子供が不快に感じるポイントも分かったということもあるので、ぜひ体感することをお勧めします。

新生児向けのノズル「ボンジュールプラス」はおすすめ!

新生児の場合は、やっぱり鼻の穴が小さいですので、標準の付属ノズルが合わない場合があります。そのせいで、うまく吸引できていないという可能性も十分ありますので、もし上手に使えないのであれば、別売りになりますが、細型のロングノズル「ボンジュールプラス」を使うと、うまく吸える場合があります。

普通のノズルは、長さが26mmなんですが、こちらのボンジュールプラスは42mmとロングになっています。42mmってかなり長いです。

そして、太さについては、先端の太さは6mmで同じですが、ノズルの根本の部分が全然違います。

普通ノズルは12mmの太さですが、ボンジュールプラスの場合は、下の画像のように、鼻に入る細くなった部分の太さが6k8mmとなっていて、その長さが1.5cmです。

1.5cmの長い部分を、直接つまむこともできます。ベビちゃんクリップの代わりに、この部分を指で摘まむのも1つのコツです。鼻に挿入するときに、安定してノズルを扱うことができると思います。

ボンジュールプラスは必需品?

吸いやすさが格段に向上するというボンジュールプラスですが、必需品なのでしょか?これについては、ベビースマイルの公式FAQに回答がありました。

Q: 新生児がメルシーポット等の鼻水吸引器を使う場合は、ボンジュールなどの先が細いノズルがあった方がいいですか?なくても吸えますか?

A: もちろんなくても吸えます。鼻の孔が小さいのでほっぺをすこし引っ張りながら吸引してあげるとやりやすいです。

 https://www.babysmile-info.jp/drmitsuka/qa/

ということで、標準では、ロングノズルはなくても平気ということですが、あった方がかなりやり易くなると思います。値段も600円程度ですので、迷ったら試してみるのがおすすめです。

販売ページによると、鼻水吸引器を購入する人のうち、実に87%もの人がこちらのノズルも同時に購入しているらしいですよ。

ボンジュールプラスの感想

実際にボンジュールプラスを使用している人の感想(口コミ)をご紹介します。

吸引しやすさが向上!
メルシーポットに付いているノズルは、生後2ヵ月の子供には大き過ぎで、上手に使うことができませんでしたが、こちらを試したらバッチリ吸引できました。
メルシーポットとセットで購入すべし
今まで普通のノズルを使用していましたが、新生児向けにこちらを買いました。上の子は普通のノズルでも平気でしたが、赤ちゃんにはこちらの方があっているようですね。もっと早く買えば良かったな
赤ちゃんには必要

2ヵ月くらいから、こちらを使っています。メルシーポットに付属の先端は月齢がちっちゃい赤ちゃんには大きすぎると思います。小さい子にはこちらがおすすめです。普通のノズルだとあまり取れません。

最初から購入していれば・・・
メルシーポットは子供が4カ月のときから使用していて、今は8カ月です。鼻の奥の方は取りにくかったのでこちらを買いました。奥の方までスムーズに入って、固まった鼻水を短時間で吸えるので、子供も泣かずに済みます。

なくても平気かもしれませんが、新生児の場合は、細いロングノズルが活躍するという意見が見受けられました。

以上、メルシーポットの赤ちゃん向けの使い方などについてお話してきました。最初はコツが掴めないかもしれませんが、ちょっと慣れれば簡単に吸えるようになると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。