メルシーポットが壊れた?吸えなくなったときの対処法(吸わない原因と直し方)

昨日までは、メルシーポットで快適に鼻水を吸い取っていたのに、急に

  • 「吸引力が小さくなった!・・・なんで?」
  • 「急に吸えなくなった!」
  • 「ひょっとして壊れたかも?」

なんてことありませんか。使いたいときに使えなかったりするとショックですよね。それにメルシーポット自体もそこまでお安い製品ではありませんから、なんとかしたいと思うのは当然です。

ということで、今回は、吸引力が弱くなって吸えなくなった場合の原因と対処法を整理していきます。

メルシーポット壊れた?吸えなくなったときの原因

まずは落ち着いて、現状を把握することです。

吸えなくなったという場合には、大きく2つの原因があると考えられます。まずは、自分がこの2つの原因に該当するかチェックすることが第一歩になります。

原因1:ポンプの動作不良

電気的な機械としてのポンプの吸引力が弱くなってしまっているパターンです。

ポンプ自体がちゃんと吸っているかを確かめてみましょう。その方法は、以下です。

ポンプの動作不良を確かめる方法
  1. 吸引ボトルを本体から外す
  2. 本体の電源をON
  3. 本体側の吸い込み口がちゃんと空気を吸っているか確かめる

空気を吸っているか確かめるには、吸い込み口に親指などをあててればわかります。正常な吸引力であれば、指に吸われた跡が残る感じになるはずです。

きちんと吸っているならば、とりあえずポンプは正常ということなので、他の原因を探ってみましょう。

もし、本体の吸い込み口が空気を吸っていない場合は、ポンプの動作不良ということになります。

この場合は、後述する「ポンプの動作不良の原因と対策」をチェックしてみてください。

原因2:ボトル部分で空気漏れの可能性

ここでいう空気漏れというのは、本体部分ではなく、ボトルの部分での空気漏れのことです。

原因1に比べて、こちらの「空気漏れ(エアリーク)」の可能性は結構高いと思います。よくチェックしてみてください。

なお、本体側のポンプのチェックのあとに、ボトル側の空気漏れチェックをするといいです。つまり、本体側から順番に不具合の原因がないか確かめます。順番が大事なんですね。その方が、原因を特定しやすくなります。

この空気漏れを確かめる方法は、さっきと同じ要領です。

吸引ボトルの空気漏れを確かめる方法
  1. 本体にボトルとボトルカバーをセット
  2. 本体の電源をオン
  3. ボトルの吸い込み口(チューブとの接続口)がちゃんと空気を吸っているか確かめる

<さっきと同じように、吸い込み口に10秒間くらい指をあててチェックしてみてください。

このチェックで吸引力が低い場合は、ボトル部分での空気漏れの可能性が高いです。この場合は、後述する「ボトル部分での空気漏れの原因と対処法」をチェックしてみてください。

原因3:チューブまたはノズル

逆に、上記のチェックで問題がいないのだとしたら、その先のチューブかノズルが原因の可能性が高いということになります。後述する「チューブまたはノズルの原因の対処法」をチェックしてみてください。

ポンプの動作不良の原因と対策

基本ではありますが、電源プラグがきちんと接続されているか、念のためチェックしてみてください。必ず専用のACアダプターを使ってくださいね。

ありがちなのは、ACアダプターのコードが断線している、というパターンです。この場合は、専用のACアダプターを交換しましょう。

それから、製品の寿命は1000時間となっているそうです。もし1000時間以上使っているかも、という場合は、お客様センターに連絡しましょう。

まれにですが、本体に水や鼻水が侵入してしまったことが原因で、うまく動作できない場合もあるそうです。本体を倒したり傾けたりした場合に、水が入っちゃう可能性があるんですね。

この場合は、1~2日くらい経つと水分が抜けて、また正常に吸引できる場合もあります。ですから、数日後にもう一度試してみて、ダメだったらお客様センターに相談してみるといいかもしれません。

お客様センター
電話番号(TEL):03-4511-8855
受付時間:平日9:00~18:00

ボトル部分での空気漏れの原因と対処法

ボトル部分では、いくつかのパーツが組み合わさっているので、原因がさらに複数考えられます。

ボトルカバーが曲がって取り付けられている

ボトルカバーが斜めに曲がって取り付けられていると、とっても吸いが悪くなります。

まっすぐ取り付けられているチェックして、もしも曲がっていたら、ボトルカバーが水平になるように、はめなおしましょう!

ボトルパッキンの表面を軽く水で濡らした状態で、上方からボトルケースを下方に押し込むと、うまく取り付けやすいと思います。水平な台の上で、両手で安定させて取り付けるのがポイントですよ。

ボトルやボトルカバーに傷(ひび割れ・亀裂)

ひび割れや亀裂など、傷が入っている場合も、空気漏れの原因になりますので、チェックしてみてください。

もしも破損しているようであれば、その部分だけ新しいパーツに買い替えましょう。

それから、ボトルカバーが汚れていたり鼻水が詰まっていたりすると、やはり吸引力が低くなりますので、洗浄も大切です。

ボトルパッキン・Oリングのねじれ

ボトルカバー接続口のOリングやボトルパッキンがねじれた状態で取り付けられていると、空気漏れの原因になります。

ねじれないように、気を付けてもう一度取り付けなおしましょう。

ボトルパッキン・Oリングの傷(ひび割れ・亀裂)

ひび割れや亀裂などの傷があると、どうしてもそこから空気が漏れて、圧が低下し、吸引力が弱くなってしまいます。

チェックしてみて、劣化しているのであれば、新しいパーツに交換してくださいね。

また、汚れがある場合も気密性が低下して、吸引力の劣化につながると思いますので、洗浄してみてください。

チューブまたはノズルの原因の対処法

ノズルやチューブは、

  • 傷がついていないか、
  • 汚れていないか

の2点をチェックしてください。

チューブやノズルに鼻水が詰まっていて吸いが悪いということはよくあることです。使い終わっら、毎回正しく洗浄しましょう。

カンタンで驚くほどきれいになるチューブの洗浄方法は、別の記事で徹底解説しています。
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