メルシーポットはいつからいつまで使える?年齢は何カ月から何歳まで??

家庭で鼻水吸引ができるメルシーポット。
買って良かったベビー用品として、好評ですが「いつ(何カ月)から、いつ(何歳)まで使えるのか」気になりましたので、まとめてみました。

本当なら小児科や耳鼻科に行かないと、鼻水吸引はできないのですが、この電動鼻水吸引器を使えば、おうちでも手軽にスッキリすることができます。

メルシーポットは、シースター株式会社の製品で、ベビースマイルというブランドで商品展開されている家庭用の医療機器になります。

生まれたばかりの子供を育てるのって、毎日不安なことが多く大変だと思います。その上、子供が風邪をひいたりして、鼻水・鼻づまりで辛そうにしていると、見ているだけで苦しくなるというものです。

それでは、メルシーポットがいつからいつまで使えるのか、見ていきましょう。

メルシーポットはいつから使える?いつまで使える?

メルシーポットは、いつからいつまで使えるのか?

もったいつけずにお伝えすると、調べたところによりますと、0歳(新生児)から大人まで使える、ということです。

メルシーポットに限らず、一般的な鼻水吸引器は、生後すぐから使えるというものが多いようですね。そして、何歳以上は使えないといったことは特に決まっていないようです。

やっぱり、新生児は自分で鼻をかむことができませんので、子供が生まれるときの1つの用意として、メルシーポットを準備しておくというのはアリです。

個人差はありますが、子供が自分で鼻水をかめるようになるのは、一般的に2歳とか3歳だと思います。それまでは、メルシーポットなどの鼻水吸引器を利用すると便利です。

それに、2歳~3歳でも、まだまだ一人で上手に鼻がかめるという訳ではないものですよね。そんな場合は、メルシーポットを補助として使ってもいいのではないでしょうか?5歳くらいまでは、ママの手助けが必要だったりすることはよくありますからね。

生後何か月から?生後1ヶ月や生後2ヶ月でもOK?

さて、調査の過程や経緯を、もう少し詳しくお伝えしていきましょう。正確な情報を知りたい方は参考にしてみてください。

まず、公式の取扱説明書(メルシーポット 電動鼻水吸引器MerciPot S-503 取扱説明書 Ver.6.0)を確認したところ、残念ながら、年齢については、記載がありませんでした。

でも、メルシーポットを販売するシースター株式会社のホームページには、以下の記載があります。

Q.【鼻水吸引器全般】何歳から使えますか?

A. 0ヶ月の赤ちゃんはもちろん、花粉症で悩まれている大人の方まで幅広くご使用いただけます。

https://www.seastar.co.jp/contact/faq.html

0ヵ月の赤ちゃんでも、鼻水吸引器を使えるとのことです。

他には、メルシーポットには、標準のノズルの他に、ボンジュールという別売りのノズルがあります。
そして、メルシーポットを販売するベビースマイルショップ楽天市場店にて、ボンジュールの販売ページには、次の記載があります。

Q.赤ちゃん用ですか?
A.0才(新生児)からご使用いただけます。

Q.メルシーポット、ベビースマイルどの商品でも使用できますか?
A.はい。S-502/503、S-302/303/303pcの全てでご使用いただけます。

出典:ベビースマイルショップ楽天市場店

新生児から使用可能とはっきり書いてありますね。

なお、wikipediaによると、新生児とは、出生後28日未満の乳児のことをいいます。乳児は、一歳に満たない子供です。

SNSを見てみても、生後1ヵ月や2ヵ月でメルシーポットのお世話になったという声はよく聞きます。

メルシーポットは何歳まで?大人でも使える

いつまで使えるのか?これに関しては、ベビースマイルの公式ページのQ&Aに以下の記載がありました。

Q: 電動鼻水吸引器は何歳まで使えますか?こどもは何歳まで鼻がかめないものですか?
A: 大人になるまで使えます。鼻がかめないのはお子様によって年齢差があります。

出典:https://www.babysmile-info.jp/drmitsuka/qa/

ばっちり大人まで使えるということですね。

メルシーポットって、やっぱり、安くはないものですから、実際いつまで使えるかは気になるところです。すぐに使えなくなるものに高い値段を出すのはもったいないと思ってしまうものです。でも、とくに年齢制限もなく、大人でも使えるのであれば、安心です。

実際に使用を中止するのは、子供が一人で上手に鼻をかめるようになったタイミングになるでしょう。多くの場合は、3歳~5歳くらいの間になるのではないでしょうか。

とくに風邪をひいたときに鼻が詰まったままだと、体力も削られてしまいます。鼻がスッキリすれば、回復も早まるのではないでしょうかね。

生後0ヵ月から幼稚園まで使えると思えば、そこまで高い買い物というわけでもなさそうです。

新生児に標準ノズルは大きすぎ?赤ちゃんならボンジュールがおすすめ

メルシーポットには、通常のシリコン製のノズルが付属しています。ただ、このノズルが大きすぎる場合もあります。

やはり、生まれたての赤ちゃんは、鼻の穴も小さいですから、標準のノズルだと大きすぎて、鼻の穴に入らない、、、なんて可能性もあるんですよね。

せっかく買ってきても鼻の穴に入らないと残念です。無理に突っ込むのも可哀そうですしね。

そんな場合は、別売にはなってしまいますが、細いノズルを用意した方が良いと思います。例えば、「ボンジュール」という透明ロングシリコンノズルが便利です。

このボンジュールは、先端の部分が細くなっているので、赤ちゃんの小さな鼻の穴にも挿入しやすいと思います。

もしも、生後2ヵ月未満で使用するなら、ボンジュールも同時に用意してみた方がいいかもしれません。メルシーポットには、ボンジュールがセットになったものもあります。値段はプラス600円程度なので、そこまで負担にならないと思います。

標準で付属しているノズルは、もう少し大きくなった時に使えばいいので、無駄にはならないと思いますよ。

赤ちゃんの場合は頬を少し引っ張るといいかも

使い方としては、ノズルを鼻にあてるときに、小鼻の横を少し引っ張るといい、というのが基本的なコツの1つです。

でも、これって、赤ちゃんの場合には、ちょっと難しかったりしますよね。だって、赤ちゃんって顔も小さいですからね。

そんな場合には、無理に鼻を引っ張るというよりも、頬(ほっぺ)を少し引っ張る感じにして、それからノズルを鼻に入れるとやりやすいのではないかと思います。

どちらにしても、赤ちゃんはとっても繊細ですので、十分に注意してやってみてください。もしも分からないのであれば、無理することなく、お医者さん(耳鼻咽喉科や小児科)にいって、鼻水を吸引してもらった方がいいですよ。

鼻水吸引器のタイプは電動と手動どっちがいい?

さて、もし今現在、鼻水吸引器を検討中ということであれば、メルシーポット以外の製品も気になっているのではないでしょうか?

ざっくり分類すると、鼻水吸引器には、手動のものと電動のものがあります。メルシーポットは、電動の据え置きタイプになります。

電動タイプの特徴

メリットとしては、やはり電動ですので、電源オンすれば、強力にスッキリと鼻水を除去しやすいということです。あのネバっとした鼻水も吸い取ってくれます。そうすれば、赤ちゃんのご機嫌もよくなるというものです。

加えて、口で鼻水を吸う手動タイプと違って安心感もあります。というのは、口で吸うタイプだと、大人が風邪をひいていた場合、それが子供に移ってしまう2次感染の可能性もあるそうです。それに比べたら、メルシーポットは電動ですので、大人の口の菌が直接、吸引器に入るリスクは低いので、安心できるかと思われます。

また、メルシーポットであれば、簡単操作で手入れが楽なことも人気の秘密でしょう。

一方、デメリットとしては、据え置きタイプですので、どうしても場所を取りますし、持ち運びには向いていないということでしょう。それにちょっと値段が張ります。

手動タイプの特徴

手動タイプは、大人が器具を使って、口で子供の鼻水を吸うものです。

手動タイプのメリットとしては、やはり電動タイプよりも安価ということがあります。また、比較的、持ち運びも容易です。口で吸いこむわけですから、微妙な力加減のコントロールも可能で、優しく鼻水を取りやすいこともメリットの1つです。

一方、デメリットとしては、大人が直接、口で咥えるわけですから、衛生面を気にする方もおられます。

個人的には、いきなり電動タイプには、手が出ないというのであれば、手動タイプをいくつか試してみるというのも手かと思いますよ。それに、シースター株式会社は、据え置きタイプのメルシーポット以外に、持ち運び可能な電動のベビースマイルという製品も出していますので、こちらも検討してみてはいかがでしょうか?

鼻水を取るときは子供の様子をよく見て

以上、メルシーポットなどの鼻水吸引器がいつからいつまで使えるのか、などについてお話してきました。新生児から大人まで使える、ありがたい製品ですよね。

ただし、やっぱり赤ちゃんに使うときには、様子をよく見ながら、負担をかけないように、やさしく吸うようにしたいところです。

「新生児は粘膜が傷つきやすいので、鼻水吸引は慎重になった方が良い」とも言われています。

子供が辛そうにしていると、早く一気に取り除いてあげたいと思ってしまいますが、無理をするとよくないです。無理して一度で取り切らなくても、ある程度吸引出来たら、一旦ストップして様子を見て、何回かに分けてもいいでしょう。

気になったら、助産師や産婦人科の先生に聞いてみたください。