メルシーポットいらない?デメリット・メリットと不要な理由とは?

電動の鼻吸い器として、一部の人たちから絶大に支持されているメルシーポットです。

「こんなに使えるなら早く買えばよかった!」「いろんなベビー用品のなかで、一番買って良かった」なんて声をよく聞きます。

そんな話を聞くと、自分もメルシーポットを購入したいと思っちゃいますよね。

でも、一方で、「本当にメルシーポットって必要?いらないのでは?」と思う気持ちも分かります。

そこで、今回は、

  • メルシーポットがいらないと言われる理由
  • 鼻吸い器があった方が良い理由
  • メルシーポットのメリット・デメリット

など、お話していきます。

メルシーポットなんていらない!の3つの理由

まずは、不要と思う理由を考えてみましょう。

ハンディー(手動)の鼻吸い器で十分

わざわざ電動の据え置きタイプであるメルシーポットを買わなくても、ハンディータイプの鼻吸い器で十分なのでは?という意見です。

たしかにハンディーで満足に鼻水が取れるのであれば、わざわざメルシーポットを買う必要はないと思います。

それに、ハンディータイプと比べたら据え置きタイプは大きいので、場所を取りますよね。収納場所も考えておいた方が良いかもしれません。

値段が高い

メルシーポットは税込みで1万円以上という価格です。買えない金額ではないものの、簡単に出せるほど安くはない値段ですよね。

メルシーポットがあったら便利だろうな、と思いながらも、

  • 値段相応の価値ある?
  • お値段分、活用できる?
  • 本当に必要?

と思ってしまうのは無理もないですよね。

それこそ、ハンディータイプの簡易的なものであれば、1000円程度のものもあります。

なので、いきなりメルシーポットを買う前に、ハンディタイプの手動の鼻吸い器を試してみるというのも1つの手かもしれません。

そもそも鼻吸い器の必要性を知らない

手動か電動か、据え置きかハンディか、といった選択以前に、そもそも鼻水吸引器の必要性をあまり認識していないというケースもあります。

電動鼻水吸引器が必要な理由

それでは、次に電動鼻水吸引器があった方がいい理由を考えてみましょう。

中耳炎になりやすいなら鼻水を溜めない

これまで、鼻水吸引が必要だという認識がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も、鼻水と中耳炎との関係を知りませんでした。でも、鼻水吸引って中耳炎の治療や予防にとって大切なんだそうです。

そもそも鼻水が出る理由の1つとして、体の中のウイルス(菌)を鼻水とともに外に出すという働きがあるそうです。なので、鼻水を溜めてしまうと中耳炎がなかなか治りにくいと考えられるそうですよ。

それだけでなく、鼻水が溜まっていると中耳炎になる可能性が高くなる、とも言われています。医師によると、鼻水をこまめに排出すると、中耳炎にかかる可能性が減少するらしいです。

本人が苦しいのはもちろんですが、中耳炎になる可能性が高まってしまいます。鼻水を吸うと、中耳炎になる可能性が6割減少するということが分かっていて、こまめに吸うことが重要というのは間違いありません。

出典:https://news.mynavi.jp/article/20180110-561268/

特に、中耳炎になりやすいお子さんの場合、鼻水が出始めたら小まめに、取ってあげたいですね。切開しての治療は、かなり痛いのでできればさせたいですからね。

風邪の予防や回復にも

鼻水を取った方がいい理由は、中耳炎だけではありません。風邪の予防や回復のことを考えても、鼻水を吸引した方がいいとそうです。

たしかに、子供って、うまく鼻水が出せずに、いつまでも鼻水をすすっていることも多いですよね。それが長引くうちに、お熱が出たりすることもありませんか。それに、体調が悪いときに鼻水がでたままだと、ぐっすり眠ることもできず、回復も遅くなりそうです。

やっぱり手動ハンディーはきつい

手動でも、十分に鼻水が吸引できるのであれば、問題ないでしょう。実際、800円くらいで買えるので経済的です。

でも、親が口で吸うタイプだと、子供の風邪が移ってしまいそうです。逆に、親の口から子供にもウイルスが移ってしまいそうな気もします。

また、やはりハンディーは吸引力が弱めです。鼻の奥の方に溜まっているネバネバした鼻水をしっかり吸おうと思うと、必然的にホースノズルを鼻の奥の方に挿入することになります。でも、あまり奥の方まで挿入すると、子供が痛がったり怖がったりするものです。

そう思うと、やはりハンディー鼻吸い器には限界があると感じますね。

病院に通うのは大変

自宅で鼻水吸引器がない場合は、耳鼻科に行って吸引してもらうことになります。

でも、耳鼻科に頻繁に行くのって、時間的にも大変ですよね。保育園や幼稚園の送り迎えだけでも大変ですし、共働きならなおさらです。

やはり電動吸引器を使って、就寝前や入浴後などに小まめに鼻水を取ってあげて、その上で、必要に応じて病院で吸引してもらった方がいいかな、と思います。

いつまでも鼻水で苦しそうにしている子供を見ているのは辛いですしね。

不要と思う人は使ったことがない人!?

いろんな人の話を聞くと、多くの人は、「メルシーポットを買って良かった」と言い切ります。

それでも、メルシーポットの話をすると、「そんなものはいらない」「不要」という人はいます。その理由は、メルシーポットを「良く知らない」「使ったことがない」というのが大きな要因だと考えています。

実際、家庭で使える電動の鼻水吸引器が出てきたのは最近のことですよね。なので、例えば子育てのときに、母に相談すると「いらない」と言われたりします。。

それに、メルシーポットってテレビCMなどでもないので、最近子育てしている人にしか知られていないという知名度の問題もあるかもしれません。

ですが、実際には、手動のタイプだと限界がありますし、中耳炎などから守るためにも「使ってみると手放せない」となること請け合いです。とくに、仕事をしていると通院も大変なので、かなり重宝すると思いますよ。

メルシーポットのデメリット

メルシーポットが不要・必要と言われる理由を見てきました。ここからは、さらに掘り下げてメリットとデメリットを見ていきましょう。

まずは、デメリットから挙げていきます。

子供が嫌がるかも

やはり鼻にノズルを突っ込むわけですから、嫌がる子供もいます。

また、電動なので、音に驚いて怖がる子もいます。できるだけ本体を離して使えば、音や振動で驚かせずに済むかもしれません。

最初は嫌がっていても、スッキリすることが分かると、喜んで吸われるようになったりもします。

正しい使い方が必要

使い方は簡単なので、説明書の通りにやれば危険ということはないと思いますが、やはり過剰に鼻水を吸引するのは良くないかなぁ、と思います。

例えば、5秒以上連続して吸引するのはNGとなっていますので、使い過ぎや間違った使用方法だと、負担が大きくなってしまうので念のため注意した方がいいでしょう。

デメリットとして思いつくのは、これくらいでしょう。正直そんなに大きなデメリットはない印象です。

メルシーポットのメリット

次にメルシーポットのメリットです。

手軽なのに奥まで吸える吸引力

鼻の穴にノズルを入れるだけで、簡単に素早く吸引できるというのは、かなり助かります。病院での吸引ほどではないですが、かなりスッキリします。

とくに夜中でもサッと使えるのはメリットですね。鼻づまりによる夜泣きが減って、しっかり寝ることができるのは嬉しいです。

衛生的で風邪が移りにくい

親が人力で吸うタイプと違って、電動なので、風邪が移る心配が少なそうです。

子供の不機嫌な時間が減るのでストレス軽減にもつながり、ほっとします。

コンパクトで手入れも楽になった

電動鼻水吸引器は「場所を取る」「洗うのが面倒」という2点がデメリットになりがちです。ですが、メルシーポットは、新しいモデルに改良されて、S-503ではかなり使いやすくなっています。

まず、前ののモデルよりも軽量でコンパクトになりました。おかげで動かしやすく、収納しやすいです。また、パッキンなどの部品数が減ったので、お手入れもラクラクになったと評判です。

耳鼻科に通う負担を軽減してくれる

耳鼻科に行って鼻水吸引をやってもらおうとすると、時間的にも大きな負担です。それが家でできたら、かなり楽になりますよね。

確かにメルシーポットは1万円以上かかるので、購入を躊躇する気持ちも分かります。ですが、耳鼻科に行くと往復で、1回1時間以上はかかると思います。仮に時給1000円で換算すると、10回の通院は1万円以上の負担になります。

そう思うと、長い目で見たら、メルシーポットは費用対効果は抜群ですよね。

メルシーポットはもはや必需品?

以上、メルシーポットの要否などについて考えてきました。

使う前は「そんなに必要ないかな」と思うのがメルシーポットです。でも、一度使った人は、ハンディや手動(人力)のタイプに比べて、その吸引力と手軽さから、「もっと早く買えば良かったな」と口を揃えて言います。私にとっては必需品ですね。